前立腺マッサージ、何と前立腺にはこんな働きがあったのです。前立腺のはたらきとは、実は生殖に深くかかわっているのです。前立腺は精液の成分の一つである前立腺液をつくり分泌しています。
前立腺は、思春期になると、テストステロンという男性ホルモンのはたらきで、前立腺液を分泌するようになります。この前立腺液は、精嚢(せいのう)から分泌される精嚢液と一緒になって精液の精漿(せいしょう・液体部分)をつくります。精漿の約三分の一が前立腺液です。
精巣(皐丸)でつくられた精子は射精管を経て尿道に放出されるのですが、そのときに精漿(せいしょう)と混じって精液となります。前立腺は、精液の成分である前立腺液をつくる「腺」部分と、それらを支えている線経や筋肉からできた「問質」部分とでできています。
前立腺液の成分は、プロスタグランディン、クエン酸、酸性ホスファターゼ、スペルミン、亜鉛、マグネシウム、カルシウムなどです。これらは精漿を固めたり溶かしたりするほか、精子を雑菌から守ったり栄養を与えるなど、受精能力を補佐する役割があると考えられています。
精巣(睾丸)でつくられた精子は精嚢(せいのう)と前立腺の分泌液と混じりあって精液となり射精管へと移動します、精巣から射精管までを精路といいます。